東京


光る夜
悲劇性を孕んでは
散ってゆく優しさ

時代の象徴は
いびつな美しさで
偽悪的に微笑う

異端者は誰
君は誰

無作為に音楽を喰らう
今日も削れた爪を気にしている

射殺すように遠望
それはまるで
失望しない距離の総称

期待しては疲れて
膨らんでは弾けて

声を揃えて見捨てたものを
本当はみんな信じたい

喧騒の朝を攻略
週末の夜は復讐

この由々しき儚さを
都の華と心得るから