雨乞いの少年


夏の終わりを告げる
重苦しい曇り空

雫が滴り光る緑園は
土の匂いが優しい

立ち竦む少年たちの影が
悲しみの輪郭をなぞる

怯えているのを必死で隠すような
弱く幼い獣の目つきでめる
震える肩を寄せて

本当は怖いんだろ、お前

明日からここでは
誰も僕らに優しくない

泣くなよ
僕だって怖い