白銀


低く呟いた短い台詞を
不器用に手繰り寄せる
一体この世の何を知れば
そんなに寂しい瞳になるの

まるで長きを眠った白銀ぎんの化石
真摯で重苦しい冷徹な眼差しと
沈んで揺れる静けさに包まれ
君の青き熱の滾るを知る

肩越しの空に流星を見るも
誰にも何も祈れず
見知らぬ誰かが煌めき笑むを
瞼の裏に薄く掠めた

目覚めた青炎しょうえんに明日はない
燃え果て舞い散る銀灰のような
美しいさよならを
ずっと考えている