若葉


熱の伝わる つないだ掌
晴れ過ぎた空 ひらひらレース
何も知らない 辿り着けない
君は正しい それを知ってる

僕の指から この灰が
地に落ち果てる その前に

何も知らない わかりたくない
君が愛しい それを知ってる

乾き始めた水たまり
きらきら光るは泡沫のさま
哀しく誇るは 残英淡く
芽吹いてゆくのは 罪の花

僕らは嘘でできている
確かなものなど 何ひとつ
神さまはいない それを知ってる

人は孤独だ 呼吸が遠い
何も知らない
それだけを知ってる