灰燼


たくさんの断片が
僕たちの空を埋め尽くした
大人になりすました顔で
雨は祈れば止むと
そんな甘ったるい矛盾で

何もできずに僕たちは
さいごまで
ただ黙ってみていたね
白地図が燃え果ててゆくのを
くすぶって
黒く無残な姿になるのを

誰もさいごは手をかけない
そうしてここは
いずれ埋没してゆくのだろうね